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2010年10月

2010年10月25日 (月)

。私の恋人たち。

オーダーコーナーにお座りになり、たくさんある石たちを前に、

「私はこの石が好きかな。。。私と合うかな。。。」と一つ一つの石に

触れながらオーダーすることの楽しさを知ってくださった方は、

いつもとてもニコニコして創ってほしいイメージを私に伝えてくれます。

すると、喜ぶのはお客様だけでなく、石たちも喜ぶんですね。

自分たちを大事にしてくれる石好きの人はどうやらわかるようで、

私も行きたい、僕も!と自己主張を始めるため、オーダーコーナーの

周りの雰囲気だけ浮き上がるように明るくなるんです。

その瞬間は、まさに奇跡

さらには、パワーバランスとカラーバランスが絶妙に整った

ブレスレットに仕上がった瞬間、石とお客様の橋渡しをできたな、と、

心から嬉しくなります。



仲人って、とても楽しいんですョ。

この方には、あの石が似合うだろうな。。。この石が必要だろうな。。。

と感じると、だいたいその石をお持ちになります。

私がそれを感じない場合は、たいていお客様が石たちを見下している

場合が多いんですね。

「石なんて結局石だろ」と意味不明な発言をされたり、

「石は私たちと同じエネルギー体で、そのエネルギーを命という

言葉で表すと、生きているし、個性もあるんですよ。」と説明しても、

「ふーん。。。」と突き放す方がオーダーコーナーを覗き込んでも、

石たちはシーン。。として微動だにしない。

その方のところへは行きたくないんでしょうね。。。

面白いんですよ、本当にかわいい。

素直でストレートで大好き。一緒にいると心地いいんです。



言葉にしなくても伝わる想い、の相手が、まさか石になるとは

私も想ってもみませんでしたが、もし、人間関係で少し悩まれていて、

心を通わせる相手が欲しい方は、ぜひそれを石に求めてみてはいかが?

必ず、あなたの想いを受け取ってくれる石たちとで逢え、

心が通じ合う日が来ます。

石たちは、けなげですから、あなたが石たちを求める限り、

必要とする限り、最大限の力を貸してくれます。

そっとそばに寄り添い、あなたを裏切ることのない関係。

人は時に人を傷つけます。人は時に石をも傷つけます。

でも、石は人を傷つけません、絶対に。



今回は、

=恋人は人ではなく、石でもいいんじゃないかしら?=

というお話でした。

ちなみに、今、いちばん私の想いを受け取ってくれているパートナーは、

このこたちです。

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なぜか、触ると涙が流れそうになるので、もしかしたら私の心の奥にある

切ない想いに寄り添ってくれているのかも。

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2010年10月10日 (日)

。秘密基地。

お客様に寄り添いながら、その方が満足ゆくような作品を創りたい、

その想いだけで私は毎日を過ごしていますが、パワーストーンは

本当に奥が深い。

その上、アクセサリーに使用する部品は驚くほどたくさんあるため、

お創りになる方の好みをお聞きし、形にしてゆく作業はとても

難しいものになります。

ですが、完成した時のみなさまの笑顔がとても素敵に輝き、嬉しそうに

身に付けられる姿は、なにを差し置いても守ってゆかなければならない

私の宝物だと実感する日々。



先々月、ゴージャスな感じのネックレスをご希望のお客様Kさんが

ご来店。

「ネックレスは置いてないんですか?」と聞かれた店長が、

「水湧区。はオーダー専門店ですので見本品以外はお話しを

お聞きして製作します。」とお伝えしたところ、

「今日は時間があまりない。」ということでしたので、

私がそのKさんのご希望の感じと、使用したい石の雰囲気をお聞きし、

「次回来店時までにいくつかの案をご用意します。」とお約束。

約一週間後にご来店。

すぐに3つほど案を見ていただいたところ、

「わぁ、すてき!」との言葉とともに驚くほどの笑顔がこぼれました。

本当に嬉しそうにネックレスに見入ってくださり、なんと全部欲しいと。

私はあまり驚くことがないのですが、さすがにちょっと驚きました。

最終的には、同じようなネックレスをいくつも持っていても。。。

ということで、その中から1点選んでいただきましたが。



すると、Kさん、

「とても素敵な作品を創られるので、もうひとつ普段仕様のネックレスも

創ってもらえますか?」との嬉しいお言葉。

次の来店時に、色合いと雰囲気を変えたものをいくつかご提案。

迷われた後、2つをネックレスに、1つを同じイメージでブレスに。

「これは、普段仕様よね。そして、こちらの方は普段でもいいけれど、

スーツにも合うんじゃないかしら。ブレスレットはちょっとゴージャス

だから、今度は癒し系のやさしい感じがするブレスも創ろうかしら。」

と。

いつもいつも、本当に喜んでくださいます。

今は、秋仕様のシックでシンプルだけれど、とても素敵なネックレスと、

クリスマスプレゼント用のイヤリングをオーダーいただいているので、

お創りしている最中。



「こうやって、一つ一つ石を決めていくのって楽しいわね。」

Kさんはとてもお忙しいようで、いつもお店に入ってこられるときは、

ちょっとお疲れモードのお顔をしていますが、オーダーコーナーに座り、

石と向き合うとだんだん表情が明るくなります。

そしてお帰りになるときは、控え目だけれど目を輝かせて、少し照れた

感じでいつも振り返るんです。

まるで秘密基地で遊ぶ子供のよう。

そんな時、Kさんにとって水湧区。での時間が、ほんの少しでも日頃の

切なさを癒せる時間であったらな、と考えます。

誰かのかけがえない人にはなれなくても、誰かのかけがえない時間を

支えられたら、最近はそんなことをよく想う。

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